2008年12月11日(木)15:00〜21:00・12日(金)10:00〜14:00
概要
12月11日(木)@エントランスハウス「非日常的」な時間と空間で、あたえられた資源をどのように活用したらよいかを考えながら課題に向き合う。ある種の極限的な環境で、タスクの遂行を試みることで、「創造力」が喚起される(のではないか)…と、想定して、アイデアを生み出す「キャンプ」をデザインしてみました。たとえば、レポートのしめきり前に、いわゆる「火事場の馬鹿ヂカラ」を発揮した経験があるはずです。追い込まれたり、欠乏感を味わうことで、かえって集中力が高まることもあります。いささか乱暴な実験ですが、ムリヤリにでもアイデアをひねり出す体験は、有意味なはずです。
今回は、オオニシタクヤさん(launchpad05)、山崎亮さん(studio-L)のふたりをゲストにむかえて、「創造力増進」のためのワークショップをおこないました。当然のことながら、「創造力」を発揮するためには、日ごろの勉強も、センスも必要です。大胆さも優しさも求められます。でも、つい忘れがちなのは、「創造力」をめぐる「関係性」という側面です。アイデアは、誰か(あるいは社会的なグループ)によって「承認」されることをつうじて、カタチのある人工物や、現実的な活動へと結びつきます。つまり、「創造力」が発揮されるためには、評価者との出会いやコミュニケーションの問題が密接に関わっているのです。それは、たんなる「プレゼンテーション能力」ではなく、何かをひとに伝えようという意思やこだわり、ちょっとした身のこなしなどをもふくむ、「佇まい(たたずまい)」の問題だと言えるでしょう。(これ、そう簡単な話ではないことは承知のうえで、考えてみることにしました。)
「プレゼンブートキャンプ」は、こうした「創造力」について、体験的に考えるための「場」です。寒さに震えつつ、じぶんの五感や知恵を動員して、「創造力」と向き合うのです。
日時・場所
- 日時:2008年12月11日(木)15:00〜21:00(予定)および12月12日(金)10:00〜14:00
- 場所:エントランスハウス
会場はエントランスハウス(地図参照)です。エントランスハウスは、松原弘典研究室の「湘南台の住み方設計」プロジェクトの一環として、改装された空き家です。今回は、その場所を借りて、ワークショップを開催することにしました。
スケジュール
当日のおおまかなスケジュールは下記のとおりです。(※実施前に書いたスケジュールです)
【第1部】11日(木)
15:00 |
集合(エントランスハウス)
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15:00〜15:30 |
オオニシタクヤさん(launchpad05)の話(長い自己紹介)
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15:30〜16:00 |
山崎亮さん(studio-L)の話(長い自己紹介)
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16:00- |
アイデア出し+プレゼンテーション
出された課題について、各自でアイデア出しに取り組みます。途中の出入りは、自由です。もちろん、他の参加者と相談することもできますが、最終的には「個人」のアイデアとして報告することが求められます。また、「こたえ」の重複は許されません(早いもの勝ちです)。協力関係を築きながらも、ひとりでアイデアを整理し、プレゼンテーションをおこないます。
所定の用紙(当日配布します)にアイデアをまとめてプレゼンテーションをおこない、加藤+オオニシ+山崎の3名が、「YES」評価をした場合は終了。いわゆる「勝ち抜け」方式です。
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21:00 |
終了・後片づけ
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【第2部】12日(金)
10:00 |
集合(エントランスハウス)
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10:00〜14:00ごろ |
アイデア出し+プレゼンテーション
11日とほぼ同じ。ただし、評価者は加藤+オオニシの2名
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14:00〜 |
後片づけ
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