キャンプ(2008年春)

「キャンプ」とは

「キャンプ」は、私たちのコミュニケーションや社会関係のあり方を再認識し、再構成してゆくための「経験学習」の仕組みです。

「キャンプ」と聞くと、多くの人は、「野営」を思い浮かべるかもしれません。テントを持って出かける、いわゆる「アウトドア」の活動です。本格的ではないにしても、私たちの多くは、おそらく、幼い頃に何らかの「キャンプ」体験をしているはずです。たとえば、林間学校や野外学習などの一環として、仲間とともに、飯盒でごはんを炊いたり、星空を見上げたり、火を囲んで語ったりした思い出はないでしょうか…。ここで言う「キャンプ」は、必ずしも、こうした「アウトドア」の活動を指しているわけではありません。

「キャンプ」は、私たちに求められている「実行力」を学ぶ「場所」として構想されるものです。さほど、大げさな準備は、必要ありません。「キャンプ」は、日常生活のなかで、ちょっとした気持ちの切り替えをすることで、私たちにとって「あたりまえ」となった毎日を見直し、「世界」を再構成していくやり方を学ぶためにあります。それは、道具立てだけではなく、心のありようもふくめてデザインされるもので、思考や実践を支えるさまざまなモノ、そして参加者のふるまいが、相互に強固な関係性を結びながら、生み出される「場所」です。

LinkIcon加藤文俊研究室

2008年・春学期の「キャンプ」

2008年春(4月〜7月)は、以下の6つの「キャンプ」をおこないました。

LinkIcon参考:2008年・秋学期の「キャンプ」

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01:「ブックカフェ」を構想する。

2008年4月17日(木)LinkIcon

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02:「時計」をつくる。

2008年4月23日(水)LinkIcon(一部編集中)

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03:ふたたび、「エッジ」を読む

2008年5月8日(木)LinkIcon

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04:鹿児島へ。

2008年5月17日(土)〜18日(日)LinkIcon

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05:「キャンプ」をデザインする。

2008年6月12日(木)LinkIcon(編集中)

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06:「キャンプ」を実践する。

2008年7月3日(木)LinkIcon(編集中)