2005年2月4日(金)〜6日(日) 11:30〜19:00@artist in
東京都中央区銀座 3-4-17 三徳ビル4F
← 12/29/2004 カウンター稼働
「まちに教えてもらおう…」そう思って出かけてみました。
わたしたちのフィールドワークの本質は、“ふだん見ているけれど、認識していない世界”に触れることです。そのためには、エキゾチックな遠い国に赴くことも、また、時間を遡って過去を復原する作業も必要ありません。わたしたちのフィールドは、何気ない日常生活のなかにあるからです。
いつも見慣れている風景や、じぶんが投げ込まれた毎日を、“異人(ストレンジャー)”となって見直してみるのです。たとえばそれは --- カメラ付きケータイを持ってまちを歩くこと、ショッピングモールでひとに話しかけること、いつもの通学路を変えること、おなじ場所に3時間留まること --- です。ひとびとの微細なふるまいに目を向け、まちに散らばるさまざまなモノやコトを採集することによって、わたしたちの社会や文化についてあたらしい理解を創造するための、ひとつの手がかりが得られるはずです。
「フィールドワーク展I」は、2004年度「場のチカラ プロジェクト」の活動報告です。昨年秋からすすめてきたフィールドワークの成果や卒業制作の展示をはじめ、ワークショップも企画しています。
■よそゆ記のハガキたち
■ワークショップ:
予定が変更される場合もありますので、事前にご確認ください。(1) 2月5日(土)15:30〜 学習ゲーム - Communication × Our Life
(2) 2月6日(日)15:30〜 楽しい「グループワーク」をしよう!
(3) 随時:落款印をつくって、あなたもプロガー(参加費100円)
■フィールドワークより
- 境界線=BORDER(井野 薫)
- 駐車場模様(加藤 文俊)
- 野毛の性格(金島 利明)
- スタート地点(かまた ともこ)
- 桜木町の色色(菅 紘子)
- 落書きのある風景、風景の中の落書き(小泉 健二)
- 街が動く/作られる(斎藤 卓也)
- 桜木町の自転車のたまり場(鹿野 枝里子)
- レペゼン・ストラップ -ぶら下げる・持ち歩く・垣間見せる-(清水 愛子)
- おもてなし(張 紗智)
- ヘアスタイルがまちをデザインする(バーゲル・ルミ)
- 顔(原田 佳南子)
- 野毛 - no - つながり(本田 圭)
- 自販機の「つぶやき」(まつたに のりこ)
- A WORLD FULL OF MESSAGES(渡辺 紀子)
■卒業制作より
- ポストカード片手に歩こう(浅野 哲朗)
- 一緒におはなししよう(上野 愛)
- バノチカマニアな私(大野 亜紗子)
- 宣伝。(川崎 玄義)
- 楽しい「グループワーク」をしよう!(笹岡 千代)
- 学習ゲーム - Communication × Our Life(室井 瑛理子)
■ふだん記のハガキたち
- 量が質(床井 礼来 & バノチカ・メンバーズ)
■よそゆ記のハガキたち
- 天笠 邦一 * 井野 薫 * 上野 愛 * 大野 亜紗子 * 加藤 文俊 * 金島 利明 * 鎌田 朋子 * 川崎 玄義 * 菅 紘子
小泉 健二 * 斎藤 卓也 * 笹岡 千代 * 鹿野 枝里子 * 清水 愛子* 須子 善彦 * 張 紗智
原田 佳南子 * 本田 圭 * 松谷 乃里子 * 室井 瑛理子 * 渡辺 紀子〈場〉のチカラ プロジェクト・慶応大学環境情報学部 加藤文俊研究室
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