2011年７月14日（木）16:00〜下北沢

まちは刺激であふれています。フィールドワークをするとき、五感を働かせる重要性について語られますが、刺激の受け取り方は人によって違うはずです。今回のキャンプでは、他人と「感覚交換」してまちを歩いてみます。「目線」の違いや、「まちを感じ取る」とはどういうことなのか、考えてみてください。手順は、以下の通りです。

1. 持ち物は、裏面に記載された地図とボイスレコーダーです。
2. 地図に書いてある赤い線に沿って歩きます。一周の目安は約20分です。
3. スタートからゴールまで、歩きながら思ったことをすべてボイスレコーダーに吹き込みます。普段はわざわざ口に出さないことも、とにかくつぶやいてください。
4. 全員が一周したら、ペアを発表します。指定されたペアの人とボイスレコーダーを交換してください。
5. 今度は、交換したボイスレコーダーを聞きながら同じルートを歩いてください。

まちのガイドをする必要や、目に見えたものをすべて声にする必要はありません。ところどころで位置確認のため、現在地を説明する程度で、あとは感じたまま・思ったまま・考えたままを吹き込んでください。
参考：このキャンプは、2011年1月29日に墨東大学で行われた、栗林賢さんによる授業「感覚交換散歩Ⅱ」を参考につくられています。
講義録：http://bokuto-univ.blogspot.com/2011/02/ii.html

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