宮武外骨的な

It's like Gaikotsu

宮武外骨的な

太田 風美・木村 真清・小梶 直・牧野 岳
 

この編集後記は『草原新聞』を読んでいただいてはじめて、味わい深いものになります。

巻頭言

〈小梶〉外骨の表記の仕方とことばの掛け方を真似た。あと、外骨の堂々と文句があるなら来いというスタンスは出していったつもり。褒めつつ、けなすみたいなところはいいと思った〈牧〉外骨らしい姿勢みたいなものはよく出ていると思うし、草原新聞のコンセプトをだいぶここで表現できている。ローカルネタ、SFCネタを入れつつ、伝えたいところがよく出ている。ユーモアもあり、批判もあり、なおかつ姿勢とかも表現できていて、いいと思った〈小〉自画自賛だけど、「クサ」は割とうまく掛けられているんじゃないかと思う〈太田〉いってるよ〈牧〉骸骨のユーモアさを体感したい人はこれを読むということで。『草原新聞』タイトルの下の絵、『滑稽新聞』では犬のところに豚が入っているのうまいわ〈一同〉うまくできてる
 

編集者の怒り

〈木村〉最後、太田に整え係を任せるために、割とフラットに書いたつもり。批判する精神は忘れないようにしたかな〈小梶〉文末の寄稿者の名前のところで遊んだのはいいよね。「清らか倶楽部」とか〈木〉割と気に入ってる。これから批判的な文章とか書くときに「清らか倶楽部」使っていこうかなって思ってる〈一同〉いいね〈太〉とにかく、編集能力ない奴らはシネみたいなことを言いたかった。ちょこざいとか、べらぼうめ!とか、外骨的なことばを使うことで和らげて書けたから、今後も使っていきたいと思います〈牧〉ここは僕だけが思っていることじゃないと思うんだけど、「編集者の怒り」はまとめた結果どんなものが出てくるのかなというところで、最終的に、意外とプレゼンで表せなかったところが解釈して吐き出した結果として、ここに出せているんじゃないかなと思ってる。普段、SNSとかで言わないこととか、あえて表現しないこととか、これを言うには恥ずかしいよなっていうところ。ためらいを持つんだけど、実は思っているんだよね、っていうところ。外骨はそこのためらいみたいなものがないんだけど。そういう点で、外骨的な正義感が表れている企画だったんじゃないかなと思ってます
 
◎つづきはPDF版で(9月中旬に公開します)
 

 

草原新聞 自殺号(2018)
ダウンロードする(PDF: http://vanotica.net/tekina/pdf/sogen_02.pdf
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