『XXの社会学』を考える

Sociological Books of Every Damned Things

 

ラジオの社会学 よんで、きいて、そこそこつながる

宮下 理来
 
ラジオのことを「終わったメディア」と評する人たちへ。読め。
そして現代社会のコミュニケーションに疲れた人たちへ。まずはこの本を読んでみてください。そして、ラジオを聴いてください。
本書は、ラジオの魅力を余すことなく解説します。ラジオは、近頃「距離が近い」などと巷では評されはじめました。では、その「近さ」とは何か。ラジオを「聴く」とはそもそも何なのか。そして、ラジオを聴いたことで、私たちの現実はどう彩られるのか。
音声だけで広がっていく「稀有なメディア」の持つパワーを、読者のみなさんにつなげます。