フィールドワーク展>ふだん記のハガキたち


量が質(床井 礼来)

「量より質」というけれども、

「量が質」に変わるのだと思います。

多いことは面白いことです。

続けることは変わっていくことです。

その日に出合ったモノたちと記憶を描いていきました。

筆でなく筆ペン使う日常加減。

そのペンの掠れでわかる交換具合。

忙殺し溜めてしまった葉書軍団。

それでも描いた記憶絵図。

文章の文字達もはや背景に成り下って意味喪失。

潔いこと、それもまた「量が質」の一醍醐味。


ハガキたち(バノチカ・メンバーズ)

続けたひとも、続けなかったひとも。


フィールドワーク展>ふだん記のハガキたち・〈場〉のチカラ プロジェクト・慶応大学環境情報学部 加藤文俊研究室