『XXの社会学』を考える

Sociological Books of Every Damned Things

 

タピオカミルクティの社会学

木根 景人
 
台湾発祥のキャッサバという芋の一種を原料としたモチモチとした食材。一時期、日本ではその「タピオカ」を入れたミルクティ、通称タピオカミルクティが女子高生を中心に爆発的に流行っていた。街にはその飲み物一杯に行列に並んでまで買う人が溢れていたという。
日本の女子高生がうんだ「タピオカブーム」がいかにして社会に浸透したのか。
「タピオカ」という外来種が、日本人と日本社会に与えた影響はどれほどのものだったのだろうか。