- 2024/1/23 - 「プロジェクト紹介」の一部、「ごあいさつ」を追記しました。
- 2024/1/10 - 最終日は「17:00まで」に変更しました(これまで、「最終日は15:00まで」とご案内してきました)。
- 2024/1/9 - 予約(Peatix)を開始しました。 → https://fw1020-hachiji.peatix.com/view
- 2024/1/8 - ウェブサイトをリニューアルしました。
- 2023/11/25 - ウェブサイトを公開しました。
「20:00(はちじ)」によせて
加藤文俊
フィールドワークの成果を、キャンパスや研究室に閉じ込めておくのはもったいない。というより、まちで学んだことは、まちに還さなければならない。そう思って、2005年2月に銀座のちいさなギャラリーで「フィールドワーク展」を開いたのがはじまりでした。回を重ねて、ようやく20回目。当時の4年生たちは、当時のぼくと同じくらいの歳になりました。もちろん、続けばいいと願っていましたが、実際にここまでくり返すことができるとは、じぶんでもあまり想像していませんでした。まずは、素直によろこんでいます。
毎年、学生たちと一緒に展覧会のタイトルを決めます。今回は記念すべき20回目なので、これまでの展示タイトルを眺めながら考えていたところ、ふとしたことから「20時(はちじ)」が思い浮かびました。
お皿にのったパンケーキは、「はちじ」を指す時計のイメージからきています。これが、じつは意味深なのです。「パンケーキは、まだ3分の1ほど残っている」のか(…まだまだのんびり味わおう)。それとも「パンケーキは、もう残りわずか」なのか(…もうほとんど食べてしまった)。いずれにせよ、20時を意識することで、あらためて、これまで・これからの展覧会について考えることができました。展示では、今年度の活動報告(修士研究、卒業プロジェクト、グループワークなど)にくわえて、20年間をふり返る「総覧(カタログ)」のような展示も準備しています。
20時ごろというのは、ほどよく疲れていて、穏やかに、少しのんびりと語ることのできる「ちょうどいい」時刻のような気がしています。はじめてのかたも、ひさしぶりのかたも、そして「常連」のかたも。会場でみなさんに会えるのを楽しみにしています。ぜひ、おはこびください。(2024年1月)
ギャラリー LE DÉCO
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-16-3 髙桑ビル 3F・4F(渋谷駅から徒歩3分)
https://ledeco.net/
事前予約のお願い
「フィールドワーク展 XX 20:00」は、事前予約をお願いしています。* 状況により、入館方法や内容を変更する場合があります。あらかじめご了承ください。