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電車にゆられて、まちを想う。

中吊りギャラリー(湘南編)

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更新日 2007-12-02 | 作成日 2007-10-29

電車をギャラリーにする


R0012188.JPG2007年6月21日(木):電通ワンダーマン(汐留)で、プレゼンテーションをおこないました。研究室のメンバーは、定期的に現場を訪れながら、3か月ほどフィールドワークを続けました。逐次、ポータルサイトに蓄積されていったデータをもとに、フィールドワークの成果を電車の中吊り広告のフォーマットでまとめることにしました。これは、何かの商品やサービスを「売る」ための広告ではありません。創造性にあふれ、人びとを惹きつける場所の魅力(=場のチカラ)とは何か…。それぞれが、電車に沿ってつくられるまちのイメージを表現するのです。
制作の途中で、プロの意見やアドバイスを聞き、中吊り広告を仕上げました。

通常、フィールド調査の成果は、報告書やプレゼンテーションという形で公開されることが多いのですが、今回は、地域の人びとにより近いかたちで公開するために、電車を「移動ギャラリー」に見立てました。いつもの電車にゆられながら、ふとじぶんの暮らしているまちを想う。そのきっかけづくりになることを期待しています。