komop ::: かわら版をつくる

更新日 2009-08-08

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かわら版をつくる

P8030541.JPG市民会館のロビーは、ちいさな編集室になります。イベントを記録しておくことは、とても重要です。あとで写真や映像を見れば、当日の様子が、鮮やかによみがえります。継続的にイベントをおこなう場合には、とてもよい教科書になって、今後の計画に役立ちます。そして、何よりも、記録するということ自体が、愉しいプロセスなのです。

今回は、“かわら版”で、「こもろ・日盛俳句祭」を記録することにしました。学生たちは、2つのグループに分かれ、会期中に“かわら版”を5回ほど発行することを目指して、活動がスタートです。市民会館のロビーに、折りたたみ式の机とイスを並べて、ノートPCと小型のプリンターを設置すれば、そこは、ちいさな編集室になります。学生たちは、スタッフとしての仕事をしつつ、取材と編集をすすめます。

ここ数年、ぼくたちは、調査や活動の成果を、できるかぎり「その場でつくって、その場で還す」というアプローチについて考えてきました。恥ずかしながら、「後ほど、写真を送ります」などと言っておきながら、送らぬまま半年くらい経ってしまうことは、少なくありません。ドタバタを言い訳に、お世話になったかたがたに、お礼のハガキさえ出さぬままのこともあります。これは、どう考えてもおかしい。イベントの記録は、その場で、イベントの進行とともに共有されることが望ましい。そう考えた結果、“かわら版”という媒体がえらばれました。