桑名へ
寺町通り商店街に沿って、寺町堀が流れる。2010年秋のフィールドワーク(キャンプ)は、桑名市(三重県)が舞台です。今回は、「美(うま)し国おこし・三重」というプロジェクトの川地さんとのご縁で実現しました。グループに分かれて、桑名ではたらく「業人(わざんと)」たちを訪ねるという企画です。行き先は、レストラン、畳店、和菓子店など17か所。
取材先との調整、学生/生徒たちの行き来のクルマのこと、大判プリンターの利用、さらには食事や夜食などにいたるまで、すっかりお世話になりました。いつものことですが、ぼくたちのプロジェクトは、たくさんの人たちのご厚意によって支えられています。本当にありがとうございます。
宿泊や作業のスペースとして、桑名別院本統寺を使わせていただけることになり、まさに修行の気持ちでスタートです。新学期をむかえ、加藤ゼミにもあたらしいメンバーが加わった、最初の週末。今回は四日市大学、三重短期大学、三重大学から、そして桑名北高等学校、桑名西高等学校からも参加があり、留学生も数名いて、とても賑やかなプロジェクトになりました。メンバーは総勢41名。まずは、大広間に集まってオリエンテーションをおこないました。その場で、はじめて会ったひととグループを組んで、まちに出かけます。