みんなで語る

更新日 2010-12-24

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PA033350.JPG市役所のロビーに完成したポスター(17枚)を貼り出して、プレゼンテーションをおこないました。2日目。無事にすべてのデータが完成し、市民活動センターでポスターが出力されました。ポスターを仕上げる過程はもちろんなのですが、大切なのはその先です。ポスターは〈話の種〉となって、あれこれ話をすることができるようになります。前の日に出会ったばかりの人が、ポスターとなって壁に貼られている。それだけで、ぼくたちと桑名の人びととの距離感が変わるからです。

その意味で、ポスターは、ぼくたちの〈関係性の現れ〉だと考えられるでしょう。人と人がまっすぐに向き合うことはもちろん重要ですが、初めての場所で見知らぬ人と出会ったときには、気後れしたり、話題に困ったり、コミュニケーションはなかなか難しいものです。一度ポスターにして壁に貼り、それを一緒に眺めると、不思議と会話がはずみます。時には、涙を流す人もいるくらいです。ポスターは、ぼくたちの〈立ち位置〉を調整する役割を担ってくれます。

IMG_4778.jpg市役所のロビーに貼り出されたポスターの前で、それぞれのグループが簡単なプレゼンテーションをおこないました。
そのあとは「桑名市拡大座談会」で、ワールドカフェ形式の話し合いがおこなわれ、ぼくたちのつくったポスターが、話のきっかけづくりに多少なりとも役立ったようです。「キャンプ」の成果物を、すぐにディスカッション用の素材に使うというやり方は、今回がはじめてでしたが、他にもいろいろ考えることができそうです。

一連のポスターづくりの活動と並行して、撮影・編集がすすめられていたダイジェストビデオLinkIconも完成し、最後はみんなで鑑賞して、2日間の「キャンプ」をふり返りました。