9時から9時まで
【19:30ごろ】プレゼンテーション〜交流会:みんなの前で、制作したポスターについて語ります。岡部先生が、プリントアウトされたポスターの束を持って、帰ってきました。やはり、A1サイズに刷ると、迫力があります。10枚のポスターは、どれもが向島の人びとの日常生活を切り取り、はたらく姿を輝かせているものです。壁にポスターを貼ると、こんどは、「東向島珈琲店」が、ギャラリーに変わります。
そして、ポスターの“モデル”となったかたがたも何人かやって来て、講評会が開かれました。それぞれが、一日をふり返りながら、どのようにポスターを仕上げていったのかについて、プレゼンテーションをおこない、コメントに耳をかたむけます。
ポスターは、不思議なメディアです。ごくふつうの、いつもと〈おなじ毎日〉を写していながらも、それが、かけがえのない〈ちがう毎日〉であることに気づかせてくれます。それは、伸びゆくスカイツリーとともに暮らす人びとの、ある日の「生活記録」となって、過去や未来のまちの風景を考えるきっかけになるのです。9時から9時まで。かなりの長丁場でしたが、実りのある印象ぶかい「キャンプ」になりました。