佐原を歩く
伊能忠敬旧宅あたり:樋橋(ジャージャー橋)から。急に涼しくなって、秋の空がひろがりました。
学期始めの研究会合宿で、佐原(千葉県香取市)のまちを訪ねました。小野川がゆっくりと流れ、古いまち並みが静かに佇んでいる、伊能忠敬ゆかりの「地図のまち」です。
日本じゅうを踏査した、忠敬の旧宅の前で、秋のスタートを切ることができました。学生たちとともにまちを巡る、「リサーチキャラバン」の試みは、まだまだこれから…。
ぼくたちは、これまで、「よそ者・若者・バカ者」ならではの、ものの見方・考え方を活かしたフィールドワークをおこない、地域資源を発見・再発見しながら、地域メディアのデザインをすすめてきました。たとえば、ポストカードやまち歩き用の音声ガイド、電車の中吊り広告、ビデオクリップなど、調査結果をできるかぎり具体的なかたちで公開・流通させ、さらにあたらしい関係性を育むために役立てようという試みです。今回は、5名程度のグループに分かれて、佐原のまちを歩きました。