みんなで観る

秋は、地図のまちから。

佐原フィールドワーク

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更新日 2008-11-07

みんなで観る

 
R0018337.JPG翌日の午前11時。
今回は、「合宿係」の学生たちが、下見で佐原を訪れたときに見つけた場所で、上映会を開くことになりました。改築中の商家にプロジェクターとスクリーンを持ち込んで、ブルーシート(+ゴザ)を敷けば、そこは、1時間だけ「シアター」になります。チラシを片手に、道ゆくひとを呼び込んで、上映会のはじまりです。
いうまでもなく、映像作品の評価者は教員だけではありません。まさに調査をおこなった現場で、場合によっては被写体となった人から、直接感想やコメントを聞くことができます。すべてが、リアルな体験です。 
 
今回作成されたCM映像は、「おきみやげ」のようなものです。つまりは、「何か」を置いて帰るということです。ぼくたちの「おきみやげ」はどうなるのか…。それは、地域のかたがたにおまかせするしかありません。決して、無責任なことを言うわけではなく、けっきょくは、地元の人びとが創らなければダメだと思うからです。
 

60秒CM コレクションLinkIcon 

そのきっかけづくりになるような、少なくとも“話のタネ”になるような、「何か」を置いて帰ることが、ぼくたちの活動の意味だと考えています。地域メディアとしてのデザインが優れているならば、「置いて帰る」は、やがては「置いて変える」となり、微力ながらも地域に貢献することになるでしょう。