ひとと語らう
ただまちを歩くだけでは、面白くありません。旅先で、人と出会うことこそが、フィールドワークの本質です。
今回は、縁あって、npo-koboの活動と連係しながらフィールドワークを実施しました。9月29日(土)の晩は、「旅・出会い・おみやげ——マチをめぐる経験のデザイン」と題したトークライブでぼくたちの活動について話をする機会があり、じっさいに函館の人びとと話をする場が生まれました。18:00〜20:30という長丁場でしたが、とても充実した時間でした。いつも思うのは、一連の“フィールドワークの旅”は、よき理解のおかげで実現するということです。
11月29日(土):懇親会のあと今回も、トークライブはもちろんのこと、そのあと、みんなで居酒屋に行って、あれこれと話をする機会があったのは、とてもよかったと思います。ちょっとしたことのように思えますが、「ガイドブック」ではかなわない経験です。ぼくたち「よそ者」と、函館の人びとをくらべると、まちに対するイメージや理解は、当然ちがっているはずです。そもそも「どちらが正しいか」を問うような性質のことでもありません。わかり合うとか、認識のギャップを埋めるとか、そういうためでもなく、ふだんではありえない時間・場所で、知り合ったばかりの人たちと、しばし語らう…。それがあるから、この活動を続けてゆけるのかもしれません。
※トークライブは終了しました。