常連になる ::: えどや

えどや

笹野結衣・田中優里・長冨将成

喫茶店えどや

04.gifえどやの店内:神奈川県横浜市南区真金町1-3 *クリックすると拡大表示されます。今回のフィールドワークのテーマは、「常連になる」ということ、細かい縛りは特になく、飲食店でも、そうでなくても、とにかくよこはまばし商店街にある店の常連になるというものであった。常連と聞いて思い浮かぶのは、ドラマや小説等でありがちな「いつもの」というセリフや、多少の無茶ぶりにも応えてくれるサービス等、割と月並みなものであった。

私達は、常連になるにあたり、商店街に三人で出かけてみた。初めて訪れた時に私達は自分達がはっきりと「よそもの」だということに気がついた。商店街の雰囲気、年齢層もそうだが、傍から見ると恐らく何か観光地に来ている修学旅行生のように映っていたのだろう。常連になるなら、まず真新しさ、初々しさを感じさせないことから始めなければと自分達は感じた。店選びも重要なことだが、まずは商店街の雰囲気に慣れることが重要である。

初めてのよこはまばしを一通り見終わったところで、私達は休憩がてら打ち合わせをしようと、阪東橋駅の逆側の入り口から歩いてすぐの喫茶店「えどや」を訪れた。店に入ると、店員の方が出迎えてくれ、席に案内された。ほどなくしてメニューと水がテーブルに運ばれてきた。メニューに目を移すと、値段は四百~七百円台とお手頃な値段。外観も内観も古く、懐かしいかおりが漂う喫茶店である。看板やメニュー閲覧の文字は禿げていて、ずいぶん前に書いたものだろうと連想させる。注文して料理が運ばれてきた後、私達は今後のことについて話し合うことにした。時折雑談を織り交ぜながら和気あいあいと話していると、メンバーの一人が「ここがいいんじゃない?」と提案してきた。確かに、喫茶店なら気軽に寄ることもでき、長居しても不自然ではない。少し考えた後、私達は今回常連になる対象の店を、えどやに決定した。

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