はたらく姿を追う

更新日 2010-01-11

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はたらく姿を追う

PC121821.JPG12月12日:観光船はまゆりの取材ぼくたちが標榜する「キャンプ」という活動は、地域づくりやまちづくりと密接に関わっています。なかでも、一番の特徴は、コミュニケーションという観点からアプローチするという点でしょう。つまり、まずは、まちではなく、人を見に行く…。

今回は、ペア(もしくは3人グループ)で、酒づくり、観光船、NPO、駅、旅館、商店、食堂など、釜石ではたらく人びとを訪ねて、仕事の現場を観察したり、話を聞いたりします。わずかな時間ではありますが、一人ひとりのことばに、そして佇まいに、釜石というまちの過去、現在、未来を読み取る試みです。

夕方からは、いつものように、大広間に机を並べて、編集作業をはじめます。今回は、県立大学のご厚意で、出力用のプリンターを使わせていただくことができました。それぞれのグループは、翌日の昼前までに、ポスターを完成させるという課題に向き合います。レイアウトや画像加工といった問題から、メンバーとのコミュニケーション、時間のマネジメントなど、学生たちには、全体を見通す目線が要求されます。そして、期限が来たとき、ポスターが〈有るか/無いか〉が大きな意味をもつことを、体験的に学ぶのです。