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うどんの国は、熱かった。

坂出フィールドワーク

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更新日 2007-12-02 | 作成日 2007-10-29

みんなでつくる


R0012743.JPG机を並べて、機材を持ち込めば、宿の大広間は、「スタジオ」になります。最近のノートPCなら、簡単な動画編集ができます。マシンのスペックも、学生たちのリテラシーも、ここ10年で大きく変わりました。ワイワイ言いながら、シナリオをつくり、編集をすすめます。

グループでの作業なので、ひとりひとりのセンスやテクニックだけではなく、コミュニケーション能力も問われることになります。翌日の午後に予定されている上映会までに仕上げることを目指して、長い夜がはじまりました。

1泊2日のかぎられた時間で、取材から編集までをおこない、見たこと・感じたことを調査旅行の「あしあと」として残します。通常、ぼくたちは、訪れたまちでの体験を「おみやげ」として持ち帰ることばかりを考えがちですが、たとえ短い滞在であったとしても、フィールドワーカーは、きちんと「あしあと」を残す責任を負うと考えています。フィールドワークの経験を、再構成し表現しようとすることをつうじて、その土地の生活や文化が「見える」ようになるので、わかりやすく整理して、みんなに「おすそ分け」をすることが重要なのです。