首里へ

更新日 2010-12-26

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首里へ

PC115639.JPG天気にもめぐまれ、日中は半袖1枚でもだいじょうぶ。2010年のしめくくりは、「首里キャンプ」です。寒い東京をしばし抜け出して、12月11日(土)〜12日(日)にかけて、首里城のすぐ近くに逗留しました。

今回は、いつもと少しちがったアプローチです。これまでは、まちではたらく人びとの生活に密着したり、他大学の学生と一緒に作業をしたりという活動が多かったのですが、この「首里キャンプ」では、よりパーソナルなネットワークに近づきました。首里出身のメンバーを起点に、〈仲間たち〉に集まってもらう。その〈仲間たち〉をつうじて、人びとのこと、そしてまちのことを考える試みです。当然のことながら、家族や地域のつながりにも、じかに触れることになります。

もちろん、人びとに近づくという点では、いつもの「キャンプ」と変わりがありません。ふだん大学にいるときもフィールドワークに出かけるときも、おなじ「よそ者」として一緒に行動していたメンバーのひとりが、「ホーム」に帰るというだけで、ずいぶん気分が変わりました。みんなで「家庭訪問」をするような感じです。調査という観点からは、人との関係性、とりわけ時間の経過について考える機会になりました。

11日の朝、活動の拠点となる養秀同窓会館に集合し、ちょっとドキドキしながら、「キャンプ」がはじまりました。