the Fun Theory ::: the cigarette voting

the cigarette voting

近年、喫煙に関する問題が多く挙げられています。ポイ捨て、受動喫煙、歩きタバコ…。喫煙者に対する目も厳しくなり、街中の喫煙所は減少し、分煙化の動きは進み、彼らはどんどん隅に追いやられているようです。彼らにとって喫煙は、ゆっくり一服するための時間。どうしたら、数少ない喫煙所に、肩をすぼめるようにして向かう必要がなくなるのでしょうか。

またその一方で、開き直ったかのように、人目にあまりつかない喫煙所では、指定されたスペース外で喫煙をしたり、ポイ捨てをしたり、その他のマナーがかえって悪化してしまっているのも重大な問題です。せっかく喫煙所まで足を運んだのだから、きちんとマナーを守って喫煙してくれる方法はないのでしょうか。

そこで今回、The Cigarette Votingでは、ある喫煙所の二つの灰皿を投票箱にみたて、二択の質問を行うことで、自分の意見を投票するかのように、吸い殻を灰皿に捨ててもらうことにしました。

質問の内容は、なるべくその時々に合った、人々が盛り上がれるような話題に関連したものにすることで、投票という形で、灰皿に吸い殻を入れてくれるように促し、また、喫煙者同士のコミュニケーションも促進されることを目標とします。

それぞれの灰皿に入っていた吸い殻の本数を、投票の結果として、翌日には、同じ喫煙所に開示します。また、質問も日替わりで行うことで、投票のためにその喫煙所を目指して、定期的に足を運んでもらえるよう働きかけます。
The Cigarette Votingは、喫煙を、ちょっとだけ楽しくする方法です。

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