此下千晴・芳賀友輔・橋本彩香
『みなとみらい』という言葉を聞いて、何を思い浮かべるだろうか。華やかに光る観覧車。きれいな歩道。人が集うショッピングビル。あちらこちらにある地図や標識。私たちが思い浮かべたのは、まちを歩く人へのやさしさを感じるものばかりだった。「やさしいまち」であるみなとみらいに、果たして「いけず」なんて存在するのだろうか。
私たちは頭に浮かぶ「やさしいまち」から離れ、みなとみらいの新たな一面を発見したいと思った。そのためには、新たな視点が必要だ。それはつまり、フィールドワークを通して一時的にストレンジャーになることだと言えるだろう。私たちは二つの方法を実践した。「ミッドナイトフィールドワーク」と、「追跡調査」である。(つづく)
◉フルバージョンは、冊子『いけずなまち』で。(PDF版は9月下旬に公開予定です。)